こんにちは、サラリーマンが本業の、たなかあきらです。
サラリーマンは、自分の人生の時間を会社に費やし、その見返りに給料をもらっています。
言い換えれば、利益のために動くわがままな会社のために自分を犠牲にして尽くさねば、生活に必要なお金が貰えないのです。まるで、サラリーマンは、中世でいう、領主と、領主に忠誠を誓った農民や奴隷の様です。
しかし、これは表向きの話。
僕のサラリーマン人生は、日々起伏に富んでいて、逆に会社をちょいと利用してやれば、セレブの様な生活を少し経験できるのです。
サラリーマンをやっていると、生きたくない出張にも行かざるを得ません。
客先からのクレーム対応のため謝りに行ったり、胃の痛くなるような価格こうしょうだったり、とても苦手な大勢の前でのプレゼンだったり。
どの仕事も同じかもしれませんが、楽な仕事はなかなか無いです。
この出張も遠方で宿泊を伴う場合もあります。とても疲れますが、逆にプチセレブに利用します。
会社からは規定の宿泊費と交通費でます。交通費も宿泊費も、規定よりずっと安く済ませて、お金を浮かせるのです。旅行会社がやっている新幹線の宿泊パックを利用したり、寝るだけと割り切ればカプセルホテルに泊まって、ガッツリ浮かせることもあります。
浮いたお金で予算を作り出し、僕はパブやバーに行き、つかの間ですが、ゆっくりとお酒を楽しみます。
疲れていたらマッサージにも行き、リラックスします。
こんな事をやっていたら、苦痛なはずの出張が待ち遠しくなったりします。
僕は海外の仕事もやっていて、台湾にもしばしば行きます。会社の人からは、くるくる詐欺と言われ、精神的にも打たれ強くなくてはなりませんでした。売り上げが殆どない状態から始め、注文が来そうになるのですが、期待外れになることが多く、じっと我慢して拡販活動を続けました。
肉体的にもしんどいです。台湾の商社と組んで客先周りをし、1日に3社4社訪問することはザラです。1日の訪問を終えた頃には疲れでグッタリしてしまいます。残念なことに、スケジュールが一杯でまず観光に出かける時間はまったくありません。
しかし、台湾でもプチセレブを堪能しています。それは台湾グルメです。いくら忙しくとも食事はするので、台湾人の商社さんに、美味しい台湾料理を食べに連れていってもらいます。
台湾の麺、台湾飲茶、客家料理など、台湾人しか知らないようなレストランに行き、台湾を堪能しています。
もちろん、どちらかの会社の接待費です。だから、大変ですがおいしい台湾の仕事はやめられないのです。
客の接待をしなければならない事もあります。特に、お客さんも自分の会社もお偉いさんが出席する場は、気ばかり使うので、積極的にはお供をしたくないです。
しかし、プチセレブ気分を味わう事はできます。お偉いさん同士の懇親会の場合は、高級ホテルで1人1万円以上もするコース料理にすることが多いです。二次会も幾らかかるか分からないような高そうなスナックに行きます。
まず、自分のお金をはらって行けるようなお店ではないです。
会社の接待費を使えるサラリーマンならではですね。
僕は恵まれたサラリーマンかも知れません。ブラックな状態を耐え忍んで来た経験があるからかも知れません。
僕は、プチセレブが楽しめるサラリーマンはやめられないのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。