あきらのあきらめないブログ

肩こり、背中こり、首こりと戦い、胃酸過多に苦しみ、ダイエットは得意なアラフォーを越えてしまった、オッサンです。健康になるために、あきらめず奮闘する内容を書いています。また普段は他で歴史ブログを書いています。

「鶏ごぼうのつけ蕎麦」が教えてくれた相性とは何か

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こんにちは。たなかあきらです。

鶏ごぼうのつけ蕎麦を食べて、ふと思ったことを書いてみました。

 

なぜ、鶏とごぼうなのか?

「こりゃうんまい、いい味出しているなア」

今日の昼ごはんは、立ち食い蕎麦屋に行って、鶏ごぼうのつけ蕎麦、を食べた。

鶏、ごぼう、人参、三つ葉、ゆずが入った、濃いめの温かい醤油ダシにそばをつけて、一気に食べたのである。

普通のざる蕎麦と違って、醤油ダシに色んな食材が入っているので、甘みが増している。食べて正解だった。

 

ふと、思った。

「なぜ、鶏とごぼうなのか?」

単純な疑問である。

「そりゃね、鶏とごぼうを一緒にすると、旨いからだよ」

「じゃあ、人参、しいたけ、三つ葉、醤油に蕎麦は、何でなの?」

「それもね、美味しいからだよ。それぞれの食材が出会うとね、相性が良くて、それぞれの旨味が増すからだよ。日本人の知恵だね」

 

相性が良いからか。これにはある程度納得していた。

なぜ、僕は蕎麦が好きなのか?
なぜカレーが好きなのか?
なぜ仲良くなる人がいるのか?

 

難しい理由はなく、それは相性が良いからである。そう、ブログ記事に書いた事もあった。鶏ごぼうのつけそばを食べて、再び疑問を持ち始めた。つまらないことや、細かいことに、こだわってしまう、僕の悪い癖だ。

 

なぜ、相性の良し悪しがあるのだろう。

 

ゆっくりと味わって食べていたら、「鶏ごぼうのつけそば」が教えてくれた。

 

ごぼうには、鶏に無い味わいがある。鶏にとって、こんな味を持っていたらなあと言う、地味だけど渋い味を持っている。

鶏には、ごぼうに無い味わいがある。ごぼうにとって、こんな味を持っていたらなあと言う、主張する肉と油の旨味を持っている。

それが合わさると、味わいが広がって豊かになり、めちゃ美味くなる。

両方の味の足し合わせで、一つの味となる。

そこに、人参、醤油、三つ葉、ゆず、そばのそれぞれの旨味が足し合わさって、素晴らしく美味さが創出される。

 

似たような味や、全く異なり味を打ち消しあうような物は、ダメである。つまり、ある食材に足りない味を補ってくれる食材、これが相性が良い食材なのである。

 

なるほど、そういうことだったのか。

人間の相性の良し悪しも同じか?

人間の場合も同じだろう。満ち足りたものは必要ないけど、自分に足りないものが欲しくなる。お腹いっぱいの時は、どんな美味しい料理でも食べたくないし、お腹がすいているときは、なんでも美味しく食べれる。

 

でも、美味しく食べれる料理の中でも、好き嫌いがある。
「鶏ごぼうのつけそば」の相性理論では、嫌いな料理は食材なり味なりが、今の自分には満ち足りていて、必要ないもの、今の自分とぶつかってしまう料理なのだろう。好きな料理は、今の自分に足りないものを補ってくれる食材や味なのだろう。

 

僕はブログを書いているが、これも相性なのかもしれない。自分の思っていることがたくさんあって脳がパンパンだ。外に出したい、だから文章で表現しよう。文章に書いてみたのはいいんだけど、人に読んでもらう機会がない、どうしよう。人に読んでもらう機会を僕に与えてくれるものが、ブログなのである。だから、僕とブログの相性は良いのだろう。

 

人間関係でも同じかもしれない。自分に足りないものを持っている人に会いたいと思い、自分にとって相性が良い人になるのではと思う。

趣味や好きなことを話したい、と思っているんだけど、話し相手がいない。聞いてくれる人を求め、その人と合いたいと思う。自分が知りたいこと欲しいと思っている情報を持っている人、その人にも会いたいと思う。このような人も、自分にとって相性の良い人になる、と思う。

このような相性の良い人と知り合いになり、やがては友達になっていくのだろう。

自分が持っていない性格や雰囲気を持っていて、一緒にいると心地よく感じる人。こういう相性の良い人もいる。これが男女間の場合で、お互いに意識するようになると、友達から恋人になり、やがては結婚するようになるのだろう。

 

じゃあ、僕の周りにいる友達とか知り合いで、「こいつ、嫌だな」と思わない人たちは、僕の足りない何かを持ち僕を心地よくしてくれる、大切な人なんだな。

友達も、美味しい料理も、ブログもありがたい存在なんだな。好きなもの、相性の良いものに囲まれて生活していることに、感謝しなきゃ。

 

僕は、「鶏ごぼうのつけ蕎麦」を有難く感謝して食べた。醤油だしにしっかりと旨み成分が溶け込んだ醤油だしの最後の一滴まで、飲み干した。

「おいしかった、ごちそうさまでした」

多分、明日の昼も食べに行くだろう。

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

 

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