「残念!」
と、思わず口に出てしまいそうになる事があります。 残念すぎて腹がたち、やりきれない思いを、どこにもぶつけれない事があります。そんな時は、文章にしよう、と思いました。今の思いを、ぶつけてみます。
バカだなあ、あるある、お前が悪い、ぷふっ、などいじって下さい。
せっかく鍛えたのに・・・
これは、食べる量を減らし運動などダイエットをしっかりやっているのに、体重が増えてしまった、食事制限をやっているのに健康診断で去年より精密検査が増えてしまった、そんな残念なケースに似ている。
僕は今年の3月から、水泳や腕立て、腹筋、背筋、ストレッチなど運動を始めた。水泳は土曜日に1キロ泳ぎ、筋トレ系は家で毎日続け、負荷を増やしている。
その甲斐あってか、健康診断の結果もよく、体は以前より締まってきて、体脂肪率も10パーセントくらいにまでなった。
よし!
僕の勤める会社では、筋肉量の測定器が半年に一度くらい、使用できる機会がある。運動を続けてきた効果が、数値として比較できる絶好のチャンスだ。
前回、半年前に測った時は、スリムな体型で、筋肉量は標準プラス3パーセントくらいだった。
僕はワクワクしながら、測定器に乗った。間もなくして、測定結果がプリントアウトされてきた。
今回もスリムな体型ではあったのだが、数値を見て驚いた。
ええ、マジ、うそっ
半年間、筋トレを続けてきたにもかかわらず、筋肉量は落ちていた。しかも、男性の標準マイナス2%と、散々な結果である。
「あなたは、やや筋肉が標準より不足しています。ジムなどに通い、適切な筋トレをする事をおすすめします」
と、測定結果用紙には書かれてあった。
何、そんな事はない。おかし過ぎる。
「筋トレしたのに筋肉量が減ってしまいました。測定器がおかしいか、何か間違ってません?」
スタッフに聞いてみた。
「そんな事はないですね。多分、筋トレのやり方が悪かったんじゃあないですか」
あまりにも、アッサリとした答えであった。僕はムカついた。
しかし、ここで怒るのは大人ではない。努力を重ねたスポーツ選手が、本番で結果を残せず涙する時の気持ちが、よく分かった。
とても、とても残念な残念な結果であった。このまま引き下がれるはずはない。怒りも変換せねばならない。
僕は、腕立て伏せが効果的にできる、簡単な器具を買った。絶対に次は筋肉量を増やしてやる。筋肉量を増やして、筋肉量測定器とスタッフを見返してやる。
満員電車を避けたのに余計に満員になった
今朝はいつもより荷物が多かった。普段通勤に乗っている電車は東京上野ラインで停車駅も少なく早いけど、へちゃげる程とても混んでいる。
多い荷物を抱えて満員電車に乗るのは避けたい。
僕は乗る駅も変えて、各駅停車の京浜東北線に乗ることにした。多少の空間をキープして、乗ることができるだろう。
しかし、ホームに降りたら何か様子がおかしい。同じ方向の電車が、ホームの両側に停車していた。
何があったんだ?
「田端駅で列車の安全確認のため、遅れが生じています。確認が取れ次第発車しますので、しばらくお待ちください」
先行の列車はもう乗れない程に、人が溢れていた。仕方なく、僕は後発の電車に乗り込み、発車をまった。
暫くして先の列車が発車し、乗れなかった人の波が押し寄せてきた。次から次へと詰め込まれていく。
うぐっ。
人の圧力で、足場もなくなり、僕はキャリーバッグのやり場に困った。
普段の満員電車を避けるために、電車を変え、駅を変えたのに、普段よりも増して満員電車になってしまった。
嗚呼、残念!
最後まで読んでくださり有難うございました。
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