こんにちは、たなかあきらです。
冷え性なんて僕には無縁だと思っていましたが、アラフォー前半の年齢の時に、冷え性になってしまいました。
若いころはそうじゃなかったのに、アラフォーやアラフィフになると、男性でも冷え性で悩む人も多くなっているんじゃないでしょうか？
体が冷えると、血行が悪くなって、肩こりの原因になってしまいます。
僕が冷え性になった原因と、いろいろと試した対策、その中で何が効いて冷え性を解消したのか、お話しいたします。
参考に：年を取ると、肩こりはひどくなるの？ 運動しないとひどくなるの？ 理由と対策は？
冷え性になってしまった
普通は、アラフォーくらいの年齢に差し掛かると、筋力が落ち筋肉も落ちていく傾向になります。
筋肉量が減ると、血の巡りが悪くなるので、体が冷えやすくなる、とよく言われます。
40歳を過ぎると、こんなに体力が低下するというデータもあります。
Data.4 “コケない”身体のために。今のうちから脚筋力をUP！
より拝借しました。
僕の場合も、アラフォーになる手前で冷え性になってしまいました。冷え性になった前後の生活を比べてみました。
冷え性になる1年くらい前まで、僕は昼休みに毎日走っていました。走り終わった後は、ストレッチと軽い筋トレをやり(腕立て、腹筋、背筋、太もものウェートトレーニング)、合計で40分くらい、平日は毎日運動していました。
平日の運動はほぼ欠かさず、10年以上続けていました。
しかし、30代後半に体調を崩してから、走ることをパッタリと止めました。そして、セットでやっていたストレッチも筋トレもやめてしまいました。
つまり、毎日体を動かす生活から、まったく体を動かさない生活に急変しました。
しばらくは特に体の異常は起こりませんでしたが、1年くらいたった時に、体中のあちこちに変化が現れました。
体のあちこちが痛くなってきました。肩が上がらなくなり、肩こりになりました。背中も腰も張りが出てきました。
気がつくと足が弱り、15分も歩くと足が棒のようになり、すごく疲れるようになっていました。
さらに、冷え性がだんだんできてきました。
誰が見ても、原因は明白ですね。ただでさえ、アラフォーになると、体力や筋力が落ちるのに、全く体を動かさなくなったので、急激に筋肉が落ちて、体中の血行が悪くなったことが、原因です。
足は第二の心臓と言われるように、特に足を動かさなくなったことが良くなかった、と思います。
冷え性の対策
冷え性になった初めの頃は、 体を温めて冷やさないように対策をとりました。あれこれ、試し工夫を重ねました。
ですが、血行が悪くなって、冷えてしまった体は、外から温めても効果は薄いものでした。最初は、なぜ？と理由は分かりませんでした。
原因を考えると簡単なことでした。根本的に、体の内部から冷え性を直す必要がありました。体を動かして、血行を良くすることです。
冷え性にもがいた日々。試した対策の数々
冷え性になったばかりの頃は、体が冷えない対策をいろいろやりました。
・冬になると、下着はヒートテックを着て、タイツを履いて、寝るときもいつも靴下をはきました。
・体を冷やすアイスクリームや冷たい飲み物はやめ、甘いものも体を冷やすからと、あまり食べないようにしました。
冷え性を発症した一年目は、何とか乗り切ることが出来ました。
しかし、冷え性二年目、三年目と、どんどん冷え性はひどくなっていきました。僕の体は、夏でも冬でも常に体の芯が冷え切っていました。
肩こりの体はさらに動きにくくなり、冬はあまりの冷えに地獄のようでした。
さらに対応策は色々とやりました。
・毎日飲んでいたコーヒーも体を冷やすので控えて、代わりに体を温める紅茶を飲みました。
・ショウガをたくさん撮るようにして、体を温める効果のあるショウガと醤油、しそなどを入れた熱い飲み物を自分で作って、頻繁に飲みました。
・風呂にも長く入り、服も一枚増やし、腹巻をして寝るようにもしました。
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冷え性対策でやれることは、何でもやっていたように思います。
確かに、冷え性に効果のある温かい飲み物を飲むと、体が温まります。汗が出ることもあります。
しかし、しばらく経つと効果も薄れていき、再び体の奥底からの寒さが襲ってくるのです。
冷えた体には服を何枚きても効果がありません。寒くて仕方がなく、血行は失われ、循環器系も苦しくなり、脈も弱くなり、あたまもフラフラとしてきます。
あまり生きた心地がしなくなってきました。いつ倒れるんだろう、冬になって体が冷えることに恐怖を感じるようになりました。
（参考）
ショウガ＋醤油＋しそを入れたお茶は、とても体を温めるのでおススメです
しその代わりに塩昆布も旨いですよ~
根本からの冷え性対策
根本的に冷えの原因から見直す必要があると思いました。
やはり、原因は体を動かさなくなり、筋肉も落ちて、血行が悪くなったことです。
元の体に少しでも戻すことが必要なのではないか、小さい事から始めてみようと考えました。
歩いて足を強くする
驚くほど足が弱っていたので、歩けるようにしようと思いました。やはり、歩くことは人間の基本ですよね。
仕事中に時間があれば気分転換に、10分以上くらい連続で構内を歩くことにしました。
休み中は家の周りをゆっくり1時間～2時間ほど歩くことにしました。
筋肉をふやす
足だけでなく、見てわかるほど、腕もお腹も筋肉が落ちていました。
落ちた筋肉も少しは取り戻そうと考え、腕立て腹筋背筋を、毎日少しづつやることに決めました。
効果の確認
歩くこと、簡単な筋トレを温かい春からスタートさせました。
もう二度と凍えるような冷え性を味わいたくないと、毎日やり続けました。
夏が過ぎ秋も過ぎて、冬が来ました。
やはり冷え性は発症しました。
ですが、体の冷えの程度が変わりました。体が冷え切って心臓が止まるかと思うようなことは、無くなりました。明らかに効果があり、冷え性は軽減していました。
始めた運動は、もちろん寒い冬場も続けましたた。歩く距離を長くし、腕立てや腹筋背筋の回数も、慣れてくると増やしていきました。
次の年は、さらに冷え性が軽減していました。冬でも少し動くと、汗ばむくらいにまでになっていました。
僕が行った冷え性の対策方法は、この2つだけです。ですが、筋肉がついて血流がもどり、確実に冷え性に効果がありました。
最後にまとめ
足は、第二の心臓、と言われるように、血の流れに大きな影響を及ぼします。足を使わなくなると、第二の心臓が動かなくなり、十分な血流を得ることができなくなってしまいます。そうすると冷え性が起きてしまうのです
筋肉は血液を送り出すポンプみたいなものです。
体の中で足の筋肉は約7割を占めるとも言われ、足の筋肉が動くことによって、下半身にたまった血液を上半身に送り返す働きをしているそうです。そのことを身をもって実感しました。
上半身の筋肉も同じです。筋肉が増えると基礎代謝がアップするので、血流を生み出しやすい体になります。
おなか、肩、腕、胸、に筋肉をつけることによって、上半身にも血液を十分に送れるようになったようです。
こうして、僕は冷え性から卒業することができたのです。
追伸、その後の効果
今の僕は、さらに腕立て腹筋背筋の回数も増やし、足の筋肉を増やそうとスクワットもしています。さらに、毎週末温水プールに通い全身運動をしています。
ものすごく血流と代謝が良くなり、寒さ知らずになっています。
えっ、冷え性だったの？ と言うくらい、暑がりになり、冬でもコートも着ずに薄着で、ちょっと動くとすぐに汗を流しています。
僕の経験が、ご参考になると有難いです。
最後までお読みいただき、有難うございました。
