あきらのあきらめないブログ

肩こり、背中こり、首こりと戦い、胃酸過多に苦しみ、ダイエットは得意なアラフォーを越えてしまった、オッサンです。健康になるために、あきらめず奮闘する内容を書いています。また普段は他で歴史ブログを書いています。

新幹線の「のぞみ」で残念に思ったこと ~残念なことシリーズ その3~ 

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こんにちは。たなかあきらです。
日常生活の中で、とても残念に思うことがあります。

些細なことですが、こうしてブログに書くほどに記憶に残り、改て残念に思うのです。

今回の第三回も、残念で残念で語らずにはいられない取るに足りない事をお話し致します。

もし、あるある、分かる分かる、など共感していただけると、嬉しいです。

連発する残念なこと

その夜、アキラは懇親会でワインをカブ飲みして帰ってきた。普段はビールしか飲まないアキラであるが、読書会の3次会で皆でワインを注文したのだ。そして、調子に乗って、ビールを飲むかの如く、ワインを飲んでしまったのだ。

家に着いたのは0時頃であった。このまま寝てしまおうと思ったが、明日は仕事なので早く寝ようと、酔っ払いながら風呂に入り、部屋に戻ってきた。

季節は11月も後半、深夜までするにしていた部屋はかなり冷えていた。火照ったからだと、室温にはかなりの温度差がある。

うっ、寒い。

アキラは肩をすぼめながら、エアコンの暖房をつけようと、リモコンに手を出し伸ばした。

 

うん、どうしたんだろう。

 

ボタンを押しても、エアコンはうんともすんとも反応がない。どうしたんだろう、なぜつかない。アキラは酔っ払った指で、何度も何度もスイッチを押した。

 

おかしいな。もしや・・・

 

もしやの電池切れであった。アキラはふらつきながらも、棚の中をゴソゴソと手を入れて新品の電池を探してはみたが、見つからなかった。先日使い切ってしまったようだ。

今から300メートル離れたコンビニに行く気力は、もう全く無い。

 

くそっ、この寒いのに暖房がつけれないのは痛い。残念、残念だが仕方がない。

アキラは布団にくるまり、小さくなって寝た。

 

 

 

はっ

アキラは目が覚めた。周りは明るくなっていた。

 

何時だ

時計は七時半を過ぎていた。

いかん、やばい。遅刻する。

うぷっ。気持ち悪い。

 

やはり、かなりワインを飲みすぎたようだ。アキラは、完全に二日酔いになっていた。しかし、仕事は仕事。サラリーマンのアキラは、二日酔いで休むわけにもいかない。さらに、今日は出張に行かなければならないので、遅刻することも許されなかった。

 

まだセーフだ、しかし、ゆっくりしている時間はない。アキラは、あわてて支度をして家を飛び出した。どうやら、ワインの飲み過ぎと、エアコンの電池切れなのとで、目覚まし時計をかけるのを忘れてしまったようだ。よく目が覚めたものだ。この点は、残念ではなくラッキーであった。

 

二日酔いの気持ち悪さを我慢しながら速足で歩き、駅についた。乗る新幹線の時間を確認しようと、スマホを見たときに残念なことに気がついた。

し、しまったっ~

目覚ましをかけ忘れただけでなく、スマホWi-Fiの充電をすっかり忘れていたのだ。もう殆ど電池の残量は20%くらいになっていたのだ。

だけど、アキラはちょっと安心していた。これから乗る新幹線はのぞみで、窓際のA席が取れていたので、コンセントの差込口がある。新幹線に乗ったらすぐに、充電をすれが全く問題がない。

 

アキラは東京駅につき京浜東北線を下車して、名古屋行きの新幹線のぞみ号に乗り込んだ。しかしアキラは、何かいつもとのぞみの雰囲気が違うことに気がついた。

何か、こののぞみ号はおかしいぞ。座席の色がブルーでなく、褐色がかっている。明らかに旧タイプの新幹線だ。いや、二日酔いのせいで乗る新幹線を間違えたのか。

アキラは、急いで新幹線を降りて、外の電光掲示板を確かめた。しかし、間違いはない。今度は、もう一度新幹線に乗り込み、電光掲示板のテロップを見た。やはり間違いはなかった。のぞみ号は何かおかしい事は、二日酔いのせいではなかった。

ん~、乗る新幹線はあっているようだ。でも・・・

アキラは予約票を見ながら、予約していた指定席Aに座った。

 

くそっ、俺はなんて残念な新幹線に乗ってしまったのだ! 

アキラは思わず叫びたそうになった。

のぞみに間違いはないが、車両は間違いなくこだまに使われているものだった。こだまに使われている車両の多くは、コンセントの差込口はないのだ。窓側のA席もE席も、さらにはグリーン席でさえ、コンセントの差込口はない。

よりにもよって、充電したいときに、なぜこの新幹線なんだろう。ああああ、残念!

 

アキラは、がっくりきた。新幹線の中で、SNSでメッセージを送ったり、他の人の記事を読もうと思っていたのだ。しかし、電池の残量はどんどん減り、ほぼ空の状態だった。名古屋について、出張先の事務所で充電するまでは使えない。

アキラは、スマホでの作業をあきらめるしかなかった。

ああ、残念。もう、寝るしかない。

 
アキラは、窓側の方に体勢をずらして、ふてくされて目をつむった。アキラは1時間ほど、ぐっすりと眠ることが出来た。
目が覚めると、頭がすっきりしているではないか。二日酔いからも冷めたようだった。
スマホの電池が切れかかっていたことが、功を奏したようだ。
 
アキラは、座りなおしてスマホを取り出した。電池切れになっていた。
やっぱり、残念だ。新幹線の、のぞみ指定席に、コンセントがないのは残念だ。
 
 
最後まで、読んでくださり有難うございました。