あきらのあきらめないブログ

肩こり、背中こり、首こりと戦い、胃酸過多に苦しみ、ダイエットは得意なアラフォーを越えてしまった、オッサンです。健康になるために、あきらめず奮闘する内容を書いています。また普段は他で歴史ブログを書いています。

低気圧な私 旅行中に起きたアクシデント

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旅行好きな仲間たち

私は南の地方出身である。海が広がり、気候もとても温暖な良いところだ。旅行に出かけるのが好きで、陸で広々とした平野や山岳地帯に行って見たいと思っている。

旅行に出かける季節は、冬は好きではなく、夏から秋にかけて行くのが好きだ。特に、9月から10月にかけての季節が入れ替わるくらいの気候が大好きで、この時期に旅行に出かけたいと思っているのだ。

 

私の郷里には、私と似たような仲間が20~30人くらいいる。皆、旅行が大好きだが、個性は様々である。北へ向かう友人、西に向かう知り合い、東へ向かってくるもの、旅行の期間も様々である。たいていの場合、一人でそれぞれ好きな場所へ向かうことが多いが、場合によっては途中で出会って、共に行動することもある。

皆順番待ちをしていたかのように、夏前ごろから秋にかけて、次々と出かけていくのである。

 

友人の旅立ち

その頃になると、僕もワクワクしながら、旅行の準備に取り掛かろうとしていた。今年は、雨が多くてあまり暑くなかったようだ。だから、早めに準備をして寒くならないうちに出発するべきだったのかもしれない。私は、ちょっとのんびりしすぎたのかもしれない。

 

そうこうしているうちに、親しい友人が旅に出かけよう、と言った。私は一緒に行きたかったけれど、準備が間に合わず、彼が先に行くことになった。彼はランと呼ばれていた。ランは東京に行こうと思っていた。ランが出かける前は、汗ばむような陽気になる日もあったが、肌寒い日が続いたりして、どうなることかと心配だった。

 

幸運なことにランは無事に東京に着くことができ、週末はさんざん遊びまわったようだ。とてもよかったなあと思うし、ちょっと羨ましくも思った。

 

私のアクシデント、低気圧な私

ランが出かけて1週間後、私も旅行の準備ができた。しかし、1週間の遅れはとても痛かった。寒くなるのが大嫌いな私は、とても後悔したが、どうすることも出来なかった。やはり、準備は早めにしておくに限ると反省をした。せっかく準備をしたので、私は意を決して旅行に出かけることにした。

私の多くの仲間は北東の方角に向かって旅をするものが多い。中には、北や西に大きく寄り道をしてから東に向かうものなど、さまざまである。それは、目的地をどこにするか、によっても変わると思う。中には、ある場所の地点をフラフラと夢遊病者のように回り、こいつは何をやっているんだ、とイライラとさせる輩もいる。

私の場合は、出遅れてしまったこともあり、急いで目的地に行こうと思った。行き先は、ランと同じく東京に長い事行きたいと思っていた。私は、寄り道もせず、フラフラともせず、ランよりも最短のコースを選んで、東京まで急ぐことにした。

私の平均の移動速度は、時速40~50kmくらいであったと思う。これは、瞬間的な速度ではなく、一日の平均速度であるので、どのくらい私が急いでいたかがお分かりかと思う。かなり速い速度だ。私は海上を進んでいたのだ。

 

東京に近づくにつれ、恐れていたことがやはり起きてしまった。思った以上に寒いのである。私は寒さにとても弱い。だから、私は少しずつ進む方向を変えていかなければならなくなった。しかも、強い西風である。どんどん、私は流されてくことが分かった。

 

これはまずい。これでは、念願の東京に着くことが出来ないのではないか。

私は何とか東京に近づこうと、速度を上げた。

 

あっ! 私は悲鳴を上げてしまった。

 

もっと温かい季節に余裕をもって、道草をするものは、のんびりとエネルギーを補給しながら向かう。しかし、初めの頃は多少大回りをしたが、あまりにも直線コースをとり、最初から急いでスピードを上げ過ぎていた。エネルギーが枯渇していたのだ。体力を大きく消耗していた。

 

もうだめだ。

 

ランの場合は、私よりも温かかったので、エネルギーをあまり奪われることなく、940ヘクトパスカルくらいの勢いを保ったまま、偏西風にも耐えて東京に上陸することが出来た。しかし、私は準備不足で、エネルギーが少ないまま、寒い中を全力で北上しすぎ、体力を消耗した。強い偏西風にも耐えることが出来ず、ついには東京に到着することなく、記録からも姿を消した。

私はくやしかった。ランを恨めしく思った。台風22号サオラーの名前ははく奪され、温帯低気圧になってしまった。

 

ところが、ここで予想しなかったことが起きた。季節外れの寒い中を移動したことが、私が思ってもみなかった力が再びわいてきたのであった。北へ流されて移動していくうちに、寒気が入り込んできて、私にパワーをくれたのであった。

再び私は勢いを吹き返し、移動していった。結局あこがれの平原を見ることはできなかったが、私は爆弾低気圧になり、944ヘクトパスカルまで力をつけて、カムチャッカ半島にまで思わぬ旅をすることが出来た。

その影響で、北海道は大荒れの天気となってマイナスにまで冷え込み、雪が降ったそうだ。私が、台風から温帯低気圧となり、爆弾低気圧となった、サオラーであった。

 

2017年の台風 - Wikipedia

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

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