こんにちは。たなかあきらです。今日は、サラダのお話です。このサラダは、野菜よりも、フルーツの方がたくさん入っているサラダです。
サラダと言えるのか? そんなお話です。
賛否両論、フルーツサラダ
僕には懐かしい思い出深いサラダがある。サラダと言う食を初めて知ったのも、このサラダであったし、僕にとって定番と言えばこのサラダだ。
ぼくは子供の頃から、ずっとこのサラダで育ち大きくなったのだ。僕だけではなく、母親もこのサラダで育ち、祖母から受け継いだそうだ。
しかし、このサラダにはフルーツが入っていて、フルーツサラダは賛否両論あるようだ。人によっては、邪道と言う人もある。
僕の血と肉となり、僕の家系にとって伝統あるソウルフードに、イチャモンつけられるのは、困ってしまうし心外だ。ぜひとも名誉を回復せねばならない。
慣れ親しんだフルーツサラダは、シンプルで簡単に作れる。恐らく料理を全くしない僕でも作れるはずだ。作り方の概略は以下だ。
マカロニを茹でて、冷ます。そこに、薄く輪切りにしたキュウリ、扇型に切ったニンジン、こちらも茹でて食べやすい大きさに切ったジャガイモを入れる。
ここまでは、全く普通のサラダだ。
そこに、以下のフルーツを入れる。
缶詰めのミカン
缶詰めの、切ったパイナップル
小さく切ったリンゴ
ジャガイモ、パイナップル、リンゴはほぼ同じ、将棋の駒くらいのサイズだ。
フルーツが登場した時点で、難色を示す人が出てくる。なんで、野菜とフルーツが一緒に?
美味いから、いいじゃないか。
さて、ここからが味付けになる。
たっぷりのマヨネーズをかけて、混ぜ合わせるのだ。マカロニのパスタサラダの様な感じになる。
パスタ的に見ると、なんでパスタにフルーツなんか入っているのか。パスタには野菜だけでいい。邪道じゃないか? と言い始める人がいる。
フルーツ側から見ると、なんでフルーツにマヨネーズが入っているのか。フルーツはフルーツだけで食べれば良い。邪道じゃないか。と言う、ごもっともな意見をいただく。
確かに見てくれはそうかも知れない。マヨネーズにまみれて、ミカンの鮮やかな色合いは失われてしまう。
ジャガイモか、パイナップルか、リンゴか、パッと見ると区別がつかない。
パイナップルだと思って、口に入れてみるとジャガイモで、ガックリする。
子供の時は、果物を狙って兄妹で取り合いになり、残りはジャガイモだらになってしまう。そんな楽しみ方もある。
それぞれの立場や見方によって、色んな意見が出るのは承知だ。人には好き好きがあるので、カレーが嫌い、パスタが嫌い、コーヒーが嫌いな人がいる様に、どうしても嫌いな人もいるだろう。そう言う人達には、何も言わない。
食べる前にとやかく言っている人達に、僕は言いたい。とにかく、フルーツマカロニサラダを食べれば、邪道でない事が良くわかる。
これがとても美味いのだ。この味を知ったら、邪道とは言えなくなるはずだ。ファンになる味だ。
フルーツマカロニサラダは、夕食の一品にも良く、ハンバーグと一緒に食べるとめちゃウマである。ベストマッチで、これはオススメだ。さらに、食後のデザートにも良いし、お菓子としても子供達は大喜びだ。
僕は食べて、食べまくった。一度作れば、色んな食べ方もできて、一石三鳥だ。
僕は思う。フルーツマカロニサラダの存在は賛否両論ではなく、賞賛喝采である。
是非、母親から伝わった味を自分でも、再現してみたい。
最後まで読んでくださり有難うございました。